2023/02/17道路の縦溝をバイクで走るのが怖い!!これって何のためにあるの?
峠道などの道路に、細い溝が無数に走っている路面を目にしたことはありませんか!?クルマでの走行時はあまり気にならないんですが、バイクに乗っている時は、バランスを崩しそうになったり、グリップが不安定になったりした経験、ありませんか??そもそもこの縦溝には、どのような役割があるのでしょうか。

こんにちは!中の人松本です!今回は道路の縦溝、通称グルービング工法路面についてですっ!良かったら読んでいってくださいね〜!
カーブの多い山道やトンネル内には、道路にたびたび細い縦溝が刻まれていることがありますよね!一見すると普通の模様に見えるんですが、バイクで走るとタイヤのグリップが不安定な状況になったり、危うく転倒しそうになったりという経験がある人、いないでしょうか。
そもそもこの溝には、どんな役割があるのでしょうか??
道路表面に刻まれている等間隔の細かな溝はグルービング工法と呼ばれていて、滑り止めの目的を果たしています。刻まれた細かな溝が排水溝として機能していて、スリップの原因となる水を流して道路表面の水はけをよくする効果を担っています。その結果、雨が降っているときでも、グルービング工法が施された道路を走行するクルマは、他の道路に比べてスリップしにくくなるというわけなんです。また、施工されている道路がカーブであれば、タイヤのグリップ力を高めてスピンする危険を減らしてくれます。
なお、高速道路や橋の上などの直線道路では、横風などに抵抗をもたせてクルマがバランスを崩してしまうのを防止する効果もあったり。また、細かな溝が雪や氷を分断して、スリップする面を作りにくくするので、雨以外にも、氷や雪からも滑りにくくする効果があるようです!!(知らなかった)
つらつらと縦溝について語りましたが、本題のバイクで走行するときに、気をつけるべきポイントはなんでしょうかね。
まず、エリアに侵入する前には、十分に減速をするのがとても重要です。また、ニーグリップをしっかりして上半身の力を抜き、視線は進行方向を見据えながら運転しましょうね!グルービング工法の上ではスピードを出しすぎないことがとても大切になってきますよ!
道路に細かな溝を刻んだ「グルービング工法」には、表面の水はけをよくしてタイヤのグリップを良くする、滑り止めとしての役割があることが分かりました!!
ただし、その効果を受けやすいのは専ら四輪車のクルマになることが多いので、バイクで安全に溝の上を通過する時はですね、速度を十分に落として、慎重に通過することが大切ですね!!!
楽しいバイクライフを行うためにも、気をつけていきましょうね!